はんだ付け初挑戦

PCなどマシンを自作する上で、必要になるかもしれないはんだ付け作業
また、にょきさんちくてんさんの影響もあり、以前から勉強してみたいと思っていたこの技術に、このたび初挑戦してみました
で、具体的に何をやるのかと言うと、以前から考えていた「マリオカートWii専用コントローラー」の自作です。
ご存知、マリカWiiの操作法には、Wiiハンドル(リモコン横持ち)、ヌンチャク、クラシックコントローラー、ゲームキューブコントローラー、の主に4つの手段が有りますね。
ですがコントローラーを使う場合、ウィリーやジャンプアクション、POW回避などの割り当てが十字ボタンという大変使いづらい仕様になっています
クラシックコントローラーの改良版であるクラコンPRO、これは非常に持ちやすくてLRなどのボタンの押し具合も抜群なのですがそれだけに、その仕様(ボタンの割り当てを好きな様にカスタマイズできない)が非常に残念です
ヌンチャクの様に左スティックから親指を離さずにそれらのアクションをするには、中指でアイテム(Lボタン)を押して、人差し指で十字ボタンを押すという不安定な持ち方をするしかありません。
それかGCコントローラー同様に十字ボタンとスティックをアクロバティックに親指で行き来するか。
いずれにしても私の様な非力な人の手には無理がある操作法で、スティック操作が安定しません(´・ω・` )
このせいで2008年から何度もコントローラーに挑戦しては挫折する。という事を繰り返してきました。
 
クラコン改造 (1)
クラコンPROはよく見ると、ちょうどこの赤矢印のZLボタンだけ何も割り当てが有りません。もしもこのボタンがジャンプアクションとウィリーに割り当てられたら、十字ボタンに比べてどれほど便利だろうか?
そう考えました。
でもそんなカスタマイズ可能なコントローラーなんてどこにも売っていません。
じゃあ、自分で作るしかない。
でも、電子工作の経験なんて私には皆無です。
なので、以前からフレンドがコントローラー自分で修理とかの記事を書いてらっしゃるのを読んでも、憧れ尊敬こそすれ、「私には無理。」ってハナから諦めていました。
しかし本当にそうだろうか? やってみたら意外と私でもできるんじゃないだろうか?
尊敬する物作りの巨匠、松下幸之助氏の名セリフ「四の五の言わんと、とりあえずまあいっぺんやってみなはれ。」が聞こえてきました。
「よっしゃ、ほなやってみまひょか。」と呼応して自作する事を決意
さて、一から道具を買い揃えなきゃならないわけですが、何が要るのかもさっぱり解らない。
工学部の知り合いに相談? いやいや、こんなマニアックな相談とてもできません。親もこの方面に詳しくありません。
なので、自分で調べて道具を買い揃えました。
今回、手術を施すのは、いきなり、この前手に入れた限定品のゴールデンクラコンPROです。
失敗は許されません。練習なしのぶっつけ本番です。
 
クラコン改造 (12)
まずは、ネジを外して分解するわけですが、このネジが曲者で特殊なY字ドライバーを用意しないと開ける事すらできません。
それも買い揃えました。他の任天堂製品にもほとんどこの特殊ネジが使われているので、一本は持っておいた方がいいと思います
 
クラコン改造 (2)
後ろ蓋を開けた状態です。
中のネジは普通のプラスドライバーで外せます。
それを外すといよいよこの裏側の基板と初顔合わせです。
 
クラコン改造 (3)
で、具体的な術式ですが、要するにZLボタンの信号十字ボタン(上)を押す電極にバイパスしてしまえば良いわけです。
グラフトには普通の工作用の二色セットの細いリード線をホームセンターで見つけて用意しました。
 
クラコン改造 (4)
この上ボタン(UP)の端子にハンダを乗せるのですが、そのままでは付きません。
生の金属部分(たぶん銅だと思います)を露出させる必要があり、この様に削り出しました。
赤矢印はZLボタン側の端子ですが、こちらの小さい基板もプラスチックカバーから露出します。そしてこの三つのうちどれとどれが正解か探すのにちょっと苦労しましたが、それは後述します
はんだ付けは、接着剤ではありません。金属と金属との合金を瞬時に作成する作業です。なのでその表面に不純物や手の脂などが付着していたら付きません。
 
クラコン改造 (9)
そんな難しい部分にいきなりぶっつけ本番でリード線の一端をはんだ付けするなんて無理ですから、
まずはリード線を何本か切って端を剥いて用意して、それぞれにはんだを乗せる練習をしてみました
次に、はんだを乗せたリード線同士をコテで接合してみました。成功すれば強く引っ張っても決してはがれません。
 
クラコン改造 (5)
さて、ここへのはんだ乗せですが、結構苦労しました。コテにはんだを当てて雫状にしてポタッと落とすイメージだったんですが、そうはいきません。それは間違ったやり方で、付ける部分にまずコテを当てて加熱し、そこへはんだを乗せる。というのが正解でした。
乗り過ぎて隣とくっついちゃったらアウトなので、かなり難しかったですが、なんとか良い感じに二ヶ所とも付いてくれました
 
クラコン改造 (6)
そこへ、リード線の一端(はんだ乗せ済み)を接合します。
そして次はZLの電極側ですが、ここには既にはんだが付いていますので、はんだを乗せたリード線をコテで接合するだけでOKです。
とは言え、上ボタンの時以上に隣同士が接近していますのでかなりナーバスです
どうにか二本とも接合して、上ボタン側の電極とバイパスする事ができました。
とりあえず作業は終了したので試しにゲームを起動してみました。
失敗です。何も触っていないのに上ボタン連打の状態になってしまいました
さて、どこが間違っているのでしょう(´・ω・` )
ZLボタン側のはんだ同士がやっぱりくっついちゃってるのかも? そう思い、一旦外す事にしました。
 
クラコン改造 (8)
ここで初登場のはんだ吸い取り線(写真右の紐みたいなやつ。左はヤニ入り糸はんだ(すず60%なまり40%)です)。これをはんだ付けしてある部分に押し当てて、その上からはんだゴテを当てると見事に銀色のはんだがこの紐に吸い取られていきます。
思わず「おお~( °∀°) すごい~。」と感動しました
その後もう一度この部分をはんだ付けし直しました。
で、どことどこをバイパスすれば良いのか、実際にゲーム画面を見ながら手で端子をくっつけながらZLボタンも押しながら、正解を探し当てました
 
クラコン改造 (7)
要するに、はんだ付けが悪かったんじゃなくて、配線ミスでした。
上の写真と下の写真とをよく見比べると付いているリード線の色が代わっているのがわかりますよね(^_^;)
そして今度こそ正解端子同士をリード線でバイパスしました。
とうとう、ZLボタンを押してカーソルが上に移動する様になりました!
その瞬間、もうニヤニヤが止まりません
天才外科医天才発明家の異名は伊達に冠してはいませんよ。などと独りごちておりました
 
クラコン改造 (10)
これで蓋ができなければアホ丸出しですが、それは最初からちゃんとこの様にリード線をくぐらせる事を計画済みでしたので、問題無く手術終了する事ができました 
もしもリード線の長さとはんだ付けの角度を間違うと蓋ができす全部最初からやり直しですからね。
 
クラコン改造 (11)
ただし、十字ボタン用のこのゴムパッドはもう役に立ちませんので取り外しました。なので十字ボタン自体が沈み込んでいます。
これにより、ジャンプアクションのバリエーションが縦の一種類だけになってしまいます。ですがそれで充分です。そしてウィリー解除ができません。でもマニュアルバイクならドリフトで解除できますので大丈夫です。
これでマリカWii専用になりましたが別に構いません。もしも他のゲームでこれを使う場合でも、大抵はスティックの方でも十字ボタンの代用が効く事が多いのでまあ良いでしょう。本来のZLボタンを使用するゲームだけは不可になりましたけどね。
これで外見も中身も、唯一無二のスペシャルコントローラーになりました。
もしもはんだゴテで加熱し過ぎたら基板を破壊しますし、はんだ付けが不良だと外れて接触不良になります。
絶対失敗が許されない手術を、破壊もせず、火傷など怪我もせず、初トライにて見事成功できて本当に感激しました
 
そもそも、何のために、一番使い易いヌンチャクを辞めてそんなコントローラーなんかに転向するのさ?
とお思いでしょう。私も本当はヌンチャクが一番良いんですが、振る操作ではやっぱり結構失敗が多いんですよね~(´・ω・` )
だから無意識のうちに必死になってブンブンしている事が多く、長時間の使用に右腕や手首が耐えられないのです。ましてやタイムアタックなんてバイクでやり込んだら次の日、右腕が大変な事になっちゃいます(TДT)
おそらく筋力の無い女性プレイヤーのヌンチャカー同志ならどういう症状かよく解ると思います
それと今まで何度も挫折してきたコントローラーを今度こそ扱える様になりたい。という思いも有りましたので。
ただ単に今までのが飽きたから新しい事に挑戦したいだけ。という気もしますが
 
で、実際やってみてどうかと言うと、頭パニクりながら走っています
ヌンチャクだと左中指がアイテム、左人差し指が後方確認だったので、また右手も役割が変わるので、VSでは咄嗟時に正しい操作ができず無茶苦茶な動きをしてしまいます(´>д<`)
あとヌンチャクではスティックを6時方向から12時方向にまっすぐ親指を当てていましたが、コントローラーになると斜めに8時方向から2時方向に指を置く事になるので、力加減が難しく、逆ハンも出してしまいます。
それでも、十字ボタンを使うよりは遥かに安定してコントローラーを持つ事ができる様になったので、嬉しいです
しばらくオートカートで走っていましたが、いよいよマニュアルバイクに挑戦中です。
VRは8000前後を維持するのが精一杯なレベルです
肝心な場面での操作ミスで沈む、前向いて走るのに必死で全く後方確認できない、後ろからスナイプされまくり~のキラーに撥ねられまくり~の、でまるでWi-Fi対戦に出て間も無い頃の様な懐かしい気持ちで走っております。
でも根気良く頑張っていたらヌンチャクの時と同じぐらいに自在に操れる様になるかな?
当分、弱っちい状態が続きますが、フレンドの皆さん、よろしくお願いしますm(_ _)m
Posted by れいな on 23.2012   2 comments   0 trackback
Category :マリオカート(野良・雑記)

れいなさん、こんばんわ~♪

何か・・最近PC電源交換とか、ハンダ付けとか。。
えらいマニアックな事ばかりやってますな~

まあ、私もプロでは無いので(職場の専門職さんは、IC部品の細い足に
髪の毛の様に細い銅線を何本もハンダ付けしてますからね~、私は無理!)
実は偉そうな事は言えないのですが・・

コツと言いますか・・
リード線の被覆は2~3ミリ程度剥ぐだけで結構ですよ。
で、リード線側に先ず予備でハンダを少々付けて・・で、被覆が溶けて
また短くなるので、また2~3ミリぐらいにカット調整。
で、付けたい部分にリード線を近づけて、コテ先にも少しハンダを付けて
さっと押し付ける感じかな~。

リード線・・見た感じ何本かよった線みたいなので、長めに被覆剥いだら
軽くねじって、予備ハンダを根元までにじむ程度に馴染ませて、
それで2~3ミリにカットかな?

長すぎると余計な接触や、またそこから切れてしまう恐れもあるので。。

あと、PC自作に関してハンダは(たぶん)使わないかと。。

ウチの(以前の)PCは、マザーボードのコンデンサが大きく膨らんだので、
国内コンデンサに交換しようと思い、ハンダ使いましたが・・
コンデンサは部品が大きいから、なかなか熱伝わらず取れず、
イラ付いて、力づくで取り外してしまいました・・
で、基板パターン損傷・再起不能に!!

ただ、単純構造の機器故障時には役に立ちますね!!
私も子供の玩具をいくつ直した事か!

PC自作、面白いですよ~。
ただ、完全オリジナルの場合は、相性の問題とかあるので注意ですね!
自作PC雑誌で売れ筋製品を買うのが無難ですかね!

ウチは最初はショップブランド品(PC工房製)でしたが、
故障とか、パワーアップ・スペックアップで部品交換ばかりで、
中身は既に別物になっています。。まあ自作と変らないですね!

ただ使える部品を流用しながらなので、
今のスペックに合った部品には交換は出来ず、最近は中古ばかり!
一気に新しいPCに買い換えるだけの予算が無いのが悲しい所で・・・

で、FC2にようこそです。訪問した足跡も残りますね!!


では~(火傷に注意!)
2012.07.24 01:30 | URL | にょきさん♪ #nft/jt/c [edit]
コメントありがとうございます。
私は小さい頃から、絵や音楽のみならず物作り自体が結構好きでしたのでまた最近こんな事にハマりだしました(≧▽≦)
プロの、はんだ付けを職業にしてらっしゃる方って結構女性が多いと思います。
こまか~い作業を黙々としかも正確に数をこなす。そういうのに向いている人が多いのでしょうね。
 
リード線の剥き出し部分、確かに言われてみればその通りですね!
露出部が隣りと触れ合わないかちょっと心配しながら最後フタを閉じました。
それとポキッと折れた状態で曲げましたので、そこが千切れてしまいそうな不安も少し感じました。
なるほど、そんな風にすれば良かったんですね。
アドバイスありがとうございます。
まず初めは夏休み課題用のお誂え向きなラジオ工作セットとかそんなので練習しようかな?とも思ったんですが、何となく自信が有ったのでぶっつけ本番でやってみました。
 
PC自作、早くやりたくてウズウズしています(^_^;)
前に買った虎の巻っていう分厚い雑誌が最高にわかりやすかったので、またそれの最新版を買って参考にしようと思ったら、なんとそれは一年に一回しか発行されない特別な本で、11月ぐらいに出るみたいなんです(´・ω・` )
だからそれが出たらいよいよ始めようと思っています。
ケースやマザボなどはだいたいその本を見て雛形の組み例を真似して、細かいパーツ類を自分のこだわりで決めていこうかなと計画中です。
具体的に構想が決まってきたらまた何かお伺いするかもしれませんが、よろしくお願いします(^O^)ノ
2012.07.24 13:56 | URL | れいな #9PzNIGQk [edit]

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