Steins;Gate

観るべき名作アニメの一つ、シュタインズ・ゲートを鑑賞しました。

Steins Gate (3)
内容は、なかなかよく練られていて面白かったです。
以下の内容は、例によって既に観た人にとっては「うんうん」と解ると思いますが、観た事のない人にとっては「ちんぷんかんぷん」かもしれません。
結論から言って、「観るべき名作」だ。と私も保証できる作品でした。

Steins Gate (4)
が、最初の1~3話くらいまでは忍耐が必要かもしれません。特に第1話は、「これのどこが面白いの?」と首をかしげました。
ストーリー自体は非常に素晴らしいのですが、出てくるキャラ同士の「しゃべくり」がかなりウザいのです。
主人公の「おかりん」は代表的な中二病で、いちいち大袈裟な表現を使い、ヒロインの「まゆり」はちょっと足りない子?って感じの超天然系で、仲間のPCオタクの「だる」は「~だろ常考」とか「~だお」とか「~しますた」とかいわゆるネット用語を声に出して喋るので一瞬何を言ってるのか解りにくい。
そんな人達の禅問答の様な掛け合いがやたらと続くので視聴する側としてはイラッと来ます。
もういいから、普通に会話しろよ! って思います。
でも序盤さえ切り抜ければ比較的快適に視聴できる様になり、このアニメはどういう内容なのかも理解できて、すぐに夢中になってきます。

Steins Gate (2)
この世の中は、過去から現在、未来と一本の線だけで繋がっているのではない。
実は無数に並行して走っている時間軸があるのだ。その線の事を「世界線」と言う。
例えばスプラトゥーンのフェスじゃないけど「ごはん」を選んだ場合の時間軸と「パン」を選んだ場合の時間軸、どちらも存在する。
たまたま「ごはん」を選んだためにその時間軸上に今は居て、それを選んで勝利したという記憶があるけれども、
「パン」を選択して負けて悔しかった思い出を持つ別の時間軸というか人生だって裏で進行している。
いや実は私はものすごいウデマエでパンチームとして勝ち試合を重ねまくって最終結果「パン」勝利に導いた。
その様な別の時間軸さえも存在している。
すなわち、過去のあの時、こうなっていたら、という「if」の種類だけいくらでも「書き換えられた」歴史という物が存在しうるのである。
もしもタイムマシンやタイムトラベルといった手段が有って、それにより過去を変えてしまった場合、当然新しい「世界線」に移動し、元有った世界線の事実も記憶も全て再構築し書き換えられる。

Steins Gate (5)
過去にメールを送ってみるという実験を行うわけですが、その時そのメールの名称を「D-メール」を名付けました。
そのDとは「デロリアン」すなわちBack to the Futureに出てくる時を旅する自動車の車種の名前です。
時間を旅する物語ではやはりその作品の右に出る物は無いという敬意の表れでしょうね。
余談ですが、「Back to the Future PartⅡ+Ⅲ」も最高の作品でした。
奇しくもⅡは2015年の10月すなわち今この時代に、そしてⅢは1885年にタイムトラベルします。
ⅡとⅢは元々1本の作品を上映時間の関係で分離しただけですので両方続けて観るのがオススメです。

Steins Gate (9)
過去を変えてしまった場合、当然それを行った自分自身の記憶も再構築されてしまうのが道理です。
ですが、本作品の主人公「おかりん」だけは書き換える前の記憶を持ったまま新しい世界線に移動していました。
これはちょうど「流星ワゴン」の主人公「永田一雄」と同じですね。
特別な「力」を持つ者のみが可能な事。

Steins Gate (8)
物語の後半に入ると、幼馴染みの「まゆり」が死亡するという事態が発生します。
「おかりん」は、どうにかしてこれを阻止しようと過去を改変するのですが、何回やっても何回やってもその事実から逃れる事ができません。
何十回も「まゆり」が目の前で撃たれたり撥ねられたり、ありとあらゆるパターンで死んでしまうシーンを見なければなりません。
2話に渡ってそれが繰り返されるので、正直視聴している私達でさえ頭がおかしくなってきそうになります。
普通の人なら「もうたくさんだ!」と諦めちゃうでしょうね。
でも「おかりん」は最後まで諦めませんでした。
「まゆり」も「くりす」も他のラボメンも一生懸命協力してくれます。毎回、「おかりん」以外の人に今からこういう事態が発生するって事を説明しなきゃならないにも関わらず。

Steins Gate (7)
何となく、「かまいたちの夜」というゲームを思い出しました。
あれもちょうどこんな感じで、普通に進めていると大切な人が死亡するというバッドエンドが待っている。
そこで少し前のシーンの選択肢を違う物に変えてその後の展開が良くなるかな?と期待するものの、何をどうあがいても結局いろいろなバッドエンドにしか収束しない。
もっと根本的なところを変えなきゃハッピーエンドには至れない。
死んでいると思い込んでいた人が実は死んではいなかった。
そこに鍵がありましたが、本作でも解決の糸口はその様な盲点に存在しますね。
シュタゲはゲーム版も出ており、かなりの高評価を得ています。
12月には続編も出るようです。

Steins Gate (1)
これは「おかりん」が作ったダイバージェンスメーター
今居る世界線はあまたある世界線の内のどれなのかを数値化する機器。
これを見る事によって一見変わっていない様でも実際には別の世界線に移動しているということを確認しやすくなります。
こういうレトロなメカって何かシブいですね。「ニクシー管」と言うそうです。
そう言えばトゥモローランドのオープニングでもこれが出てきました。
インテリアとして1つ欲しいな~と思って検索してみたら実際にニクシー管のデジタル置時計なんかも有りました。
が、非常に高額でしかも消耗品なので実際は「ニクシー管っぽく見えるLEDの置時計」あたりを買うのが妥当かな。

Steins Gate (6)
過去を改変し別の世界線に移ってもその前の記憶を持ち続ける能力「リーディングシュタイナー」、それは「おかりん」にしか無いと思っていましたが、実は他の人達にもかすかではあるけれどもおぼろげに存在していたりする。
最後のエンディング、「くりす」が「おかりん」の事をかすかに記憶していた。しかもお互いに好きと言い合った事も。
それを思い出した展開は、「テイルズオブデスティニー2」のエンディングで熱い物が一気にこみ上げてきたカイルとリアラの再開シーンを彷彿とさせます。
本作では、その別の世界線での記憶というのは「夢」の中に出てくるという設定でした。
これは上手いなと思いました。
前にも書きましたが、夢ってたまに「一体こんな展開はどのネタから構築されたんだろう?」「普段さして興味も無い、ほとんど喋った事も無いはずの人とひどく親密になっていたりする。」「そんな国、私は行った事もないのにな。」など不可解な内容を見る事がありますよね。
それらは実は別の世界線での体験に基づく物なのだ。
そう考えればなるほど、しっくりくるかもしれない。
れいな的に更に加えるなら、「デジャヴ(既視感)」というのも同様に、他の世界線で体験した記憶がかすかに残存しているために起こる現象なんじゃないかな?と思います。

Steins Gate (10)
果たして、真のヒロインは「まゆり」じゃなくて「くりす」だったわけですが、
「おかりん」は一体どっちが本命なのだろう?と誰もが思ったでしょう。
実際、過去を改変する際にどちらかの命を救うともう一方は諦めなくちゃならないという残酷な選択を余儀なくされます。
そして、彼は「くりす」に背中を押されて「まゆり」を救う事を選択しましたね。
たいてい、アニメでもゲームでも男の主人公が居たら最終的に結ばれるであろうヒロインというのは早い段階から明白になるのが通常ですが、本作は最後までわかりませんでした。
で、そうなると、「だる」のお嫁さんすなわち「すずは」のお母さんが「まゆり」になるのかな?
と思いました。まあ違ったわけですが^^;
ゲーム版の「Steins Gate」「Steins Gate 0」も機会が有ればプレイしてみようかなと思います。
Posted by れいな on 27.2015   6 comments
Category :小説・映画

これは紛れもなく私の好きな類いですね!是が非でも視聴したいと思います^^
世界線、タイムスリップでは時空軸とも例えますね。似た話で随分前の私の記憶に残る物語(世のも奇妙な物語)
登場人物はA君B君C子さん3人仲良し組。ある日B君が交通事故で亡くなりました。
が、A君は何故か夕方になるとB君が亡くなる日の朝に戻る事だできました。
大切な友達を事故にあわせたくない!事故現場に行かせなきゃ事故にはあわない!と思い事故を回避させました。でも、今度は別の事故での死。またやり直してもさなる事故死。何度やり直しても避けられない友の死。半ば諦めていつもどうり夕方C子と会う。
A君は一人事の様に言う。どうやっても駄目なのかな?C子が言う[そうだね]あたしもう疲れた。。。A君も夕方事故死の運命を背負って、何度もC子の助けてもらってたのです。
私はこーゆー予想もつかなく意味深なバットエンドが大好物です*^^*

2015.10.27 22:36 | URL | ともこ♪☆ #- [edit]
コメントありがとうございます。
うんうん、たぶんともちゃんもコレ気にいると思います。
orangeとかにしてもそうですが、時間を超える系の物語って最近多いですね。いや、ドラえもんとかもそうだから昔から多かったのかな。
タイムマシンなんて現状では絶対実現し得ない物だからこそ、いつの時代の作家も書きたくなるのかも。

いやー探しましたよ。
でもこのお話「昨日公園」に間違いないでしょう。
http://ameblo.jp/solitary51/entry-12077810484.html
勝手に貼っちゃいましたが、このブロガーの方も、ともちゃんの家の近くにお住まいがあるみたい。
内容は・・・
驚きました。確かにかなり似通っています。
何度も何度も一日前にタイムスリップしては階段転落を防ぎ、鉄骨落下から逃れ、強盗を追い払い・・・
いくら友人の死亡を回避しようと努力してもその運命から逃れられない。それどころかやり直せばやり直すほど事態は拗れてむしろ悪化していく。
自分だけは嫌なシーンが毎度毎度記憶に蓄積していくので、やり直す度にこの世の終わりのような悲壮な表情になっていく。
そんな事は知るよしもない当の友人は「顔色悪いよ」などと心配してくれる有様。
結局、無理に変えようとするのではなく一番最初の世界線に戻し、運命を受け入れざるを得ない。
そこまでは同じ様な展開です。
でも本作ではまだ更に一捻り二捻りあります。
こうやって考察してみると、この前の佐野エンブレムじゃないけど作家だって色々な過去に出たお話(アニメ、ゲーム、小説などなど)からアイデアをパクっ、もとい参考にして自分の作品を書いているんだなと改めて思い知ります。
でもこれが普通ですよ。決して盗作ではないね。
世にも奇妙なシリーズには結構バッドエンド多いね。「おばあちゃん」とか。
普段ゲームでも映画でもほとんどがハッピーエンディングが当たり前になっているので、バッドエンドは受け入れ難い人が多そうですが、私は好きです。
観た直後はショックで沈んだ気分になりますが、実際にはバッドな展開なんていくらでも有るので、より現実に近いなと感じて、どうしてそうなってしまったのだろうか?とか、深くその作品を考察できる事が多いです。
2015.10.28 09:35 | URL | れいな #9PzNIGQk [edit]
原作とアニメがお気に召したのでしたら、是非ノベライズ版も・・・!
ところどころにちりばめられた「あれ?」というズレが楽しめる作品になってると思います^^
2015.10.28 10:24 | URL | arikichi #EyYnrbwI [edit]
コメントありがとうございます。
アリキチさんもお気に入りの作品なのですね。
ノベライズ版、ウロボロスとかアンダーリンとかいくつか有るみたいですが、なるほどおっしゃるようにわざと原作と違う様に捻りを効かせてあるらしく面白そうです♪( ´▽`)
2015.10.28 12:41 | URL | れいな #9PzNIGQk [edit]
余談ですが、シュタインズゲートシリーズのノベライズを担当した著者が僕の学生時代からの古い友人でして、本人から刊行する旨聞かされるまで、シュタインズゲートという作品すら知らなかったくらいです^^;
なので、僕はノベルから入って原作鑑賞したので、全部一通りやってから、それがもったいない順序だったと再確認しました><
2015.10.28 15:29 | URL | arikichi #EyYnrbwI [edit]
再度ありがとうございます。
なんと、その様な経緯だったのですか。
私もこの作品、最近再放送が始まったので知った次第で、出た当初は全く知りませんでした。
ケータイを使用するってのが本作のキモですが、スマホではなくガラケーだったので、たった数年とはいえ隔世の感を強く感じますね。
2015.10.29 08:42 | URL | れいな #9PzNIGQk [edit]

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