初見

この中ボスは初見(はつみ)だと何も出来ぬままボコボコにされてまず突破できない。
あのイベントはホント、初見殺し(はつみごろし)だよな。
などというゲーム用語が有ります。

初見 (2)
ここで、「はぁ?」と思った方が大半でしょう。
そう、「初見」は「はつみ」ではなく「しょけん」と読みます。本来。
辞典にも載っているれっきとした熟語でした。
しかしながら私はこの単語を初めて目にしたのはネット上でした。
そこで初耳(はつみみ)などと同じ様に「はつみ」と読んでしまいました。

一度自分の中でそう読むのが常識として根付いてしまったら、なかなか修正できるものではありません。
それに、どう読んでいようが結局漢字に変換して書きますので、書き手と読み手が違う読み方をしていようが意味が違わないのなら何らの不都合も無いわけです。
「初見」なんてリアル会話でそうそう使う単語でもないですしね。

で、何年もの間そのまま間違った読み方を続けていて、ボイチャとか実況動画配信・視聴した時などに「ハァ?何言ったんだコイツ。」「はつみだろ!」「いやいやアホか!しょけんにきまってんだろ。」となって大恥をかく羽目になるのです。

初見 (1)
こういうのは文字だけのやり取りをする場合の大きな弱点ですね。
他にも有りました。
「音ゲー」です。
「おとげー」が正解なのですが私は「おんげー」とずっと読んでいました。
多分これは「オンラインゲーム」と紛らわしいから前者で統一されたんじゃないかと推察します。

もしかしたら、これら以外にも未だにずっと間違った読み方をしている単語が有るかもしれません。
皆さんはこういう経験有りますか?

漢字ではなくローマ字の単語だといっぱい有りそう。
「GIF」「ギフ」と読んでいるか「ジフ」と読んでいるか?など。
ジフが正解らしいですがこれも私はずっとギフだと思っていました。

これらは「書く」上では何も不自由ありませんからね。


初見 (3)
これらとは別で、書いて恥をかく単語も有ります。
オンラインゲームのドラクエ10に絞って書いてみましょう。
プクランドにエピステーサ丘陵というエリアが有ります。
私は発売時から約1年もの間「エスピテーサ」と読んでいました。
誰かの記事で「読み間違いやすい地名」という項目の中にこれが入っていました。
そこでエピステーサであるというのを見て、「んなアホな(笑)さすがにこれはネタでしょ。」と言いながら実際のゲーム画面を見てみました。
本当に「エピステーサ」と書いてあって、正に目から鱗が落ちた様に愕然としました。
人間の認識力とか記憶力なんて、何とアテにならないものだろうかと思い知りました。

グレンで2人のプレイヤーが白チャで会話していました。
そのうち一人が「じゃあ今から伐採に行ってくるわ」と言いました。
「お、おう。伐採ってーと、確かレンジャーのクエだったっけ? ずいぶんと唐突だな。モリナラだっけ? 遠いよな。」みたいな返しをしていました。
「はあ? レンジャー? モリナラ? よくわかんねぇけどすぐそこに隊員が居るじゃん。」
「ああ! もしかして討伐の事か?」
「そうそう、それ。」

というズッコケそうになる迷会話があり、未だに脳裏から離れません。

書き置きメモで、「悪魔長ジギウス40000あります。」などと書いているチームメンバーが居ました。
あちゃー(>_<;) ジギウスじゃなくて「ジウギス」なんだけどなぁ。
指摘してあげた方が良いだろうか?
したら本人や他のメンバーから、「細かい奴だな。意味が通じりゃ良いじゃねーか。」と煙たがられやしないだろうか?
と思ってなかなかできません。
でももし私が逆の立場だったら是非指摘して欲しいです。
永遠にクスクス笑われ続けるよりも一時の恥を早めにかく方がよっぽど良いです。

提案広場に「スキルを振り直した後、◎◎の技を覚えた!とかが大量に出るのが鬱陶しい。スキップできる様にして下さい。」を投稿して、親切なプレイヤーが「Bボタン長押しでスキップできますよ~」と伝言板に書き込む。
やってみたら、「マジか。知らんかったー!」と驚き、感謝。
しかし最近はマイ伝言板に書き込まれる事を拒否しつつバカげた提案を連日投稿する恥ずかしい人の多い事多い事。
「聞く耳」を持たぬ者が発言・主張だけしたいなどそんな道理が通る筈がないのにね。

こうだ。と思い込んでいるが実は大間違い。
これは非常に危険な事です。
以前、「賢臓(クリックにて詳細)という記事を揚げました。
勘違いしてましたテヘペロ。では済まされない様な仕事に就くなら尚更です。
たとえその学生がその一問「○」か「×」かで留年か否か決まるという瀬戸際であったとしても、私は「×」にします。
厳しすぎるとは思いません。
ここで「○」にして留年を免れたとしても、ここで頭を打たなかったらいつか取り返しのつかないミスを犯す事でしょう。
賢臓というくだらないケアレスミスのせいで留年した。となれば、もう二度とこんなミスを犯すものか!と心を入れ替える事でしょう。
そういう気概すら持たぬ者ならそもそも人の命を預かる職業に就く資格も無いと断じます。
あれから数年経った今も変わらずそう思います。
 
Posted by れいな on 27.2016   5 comments
Category :雑談

SWITCH


任天堂のWii Uの次のハード、長らく「NX」というコード名のまま謎に包まれていましたが、とうとう正体が露わになりました。
それがこれ、正式名称「NINTENDO SWITCH」です。
短い動画ですが、おおよそどういうハードなのかは判りました

Switch (8)
ずいぶん前にいくつかのリーク情報が出回りましたが、その内の一つは本当にこのまんまでしたので流出は事実だったわけですね。
任天堂のトレードマークである「十字ボタン」が今回捨てられている所まではさすがに想像できなかったようですが。

Switch (2)
コンセプトは、まあ、想定通りでしょうか。
DSなど携帯ゲーム機はスマホの利便性には敵わないので、
基本は据え置き機で外でも遊べる。
というパターン。Wii Uとあまり変わらない気がしますが、あれは重たい本体を持っていかねばなりません。ゲームパッドだけ持ち出しても遊べません。
SWITCHは、言わばゲームパッド自体が本体。
持ち歩きながら携帯機として遊べ、家で遊ぶ時はクレードルにセットすれば合体してハイスペック据え置き機となり、大画面モニターで楽しめる。
最低限の軽い心臓部分と、ハイエンド機種たらしめる重い部分とが分離する。
それが本作の最大の特徴のようです。

Switch (5)
見た目はスタイリッシュでカッコ良いですね。
取り外しできるコントローラーはWiiリモコン横持ちみたいで正直操作しにくそうですが、じっくりプレイする時は従来のクラコンプロなども使えるみたいですので大丈夫かな。

Switch (3)
もっとこう、いつもみたいに前代未聞で奇抜な新型ゲーム機を出してくるかと思いましたが、意外と無難にまとめてきましたね。
まあ実際、あまり特殊なハードを作ったところでソフトを作るメーカーがそれに追従してくれなければコケるだけですから。
Wii Uを振り返ると、Nintendoのゲームだけで他のメーカーの製品は極めて少なかったです。
私が買ったソフトもマリオU、DQX、マリカ8、スプラトゥーン、幻影異聞録だけでした。

Switch (4)
今回は参入する予定のメーカーもたくさんありますね。
人気のハードになるか否かは結局、面白いソフトが次々と出るか否かにかかっていますので、各メーカーと協力し合う気があるのなら今回の無難路線は当然でしょう。
岩田時代は他所のソフトメーカーには頼らずNintendoのゲームのみで勝負する気満々で、実際それで大健闘していました。
今はまたWii以前の時と同じ路線に戻す気なのかもしれません。

Switch (7)
リリースは2017年3月と決まりました。
買うか買わないか?と聞かれると、
たぶん買うと思います
紹介動画でスプラトゥーンやマリカなど定番のゲームの写真が映っていますが、このマリカは8じゃなくて9なのかな?
手持ちアイテムが2つになっていますね。

Switch (10)
DQ10をやるのならこのハードはピッタリかもしれません。旅行・出張など宿泊先でやる時は軽い本体のみを持って行き、家でプレイする時はハイスペック機として遊ぶ。非常に使い勝手が良さそうです。

詳しいスペックはまだ判明していません
もしも据え置き機としてのスペックが現行のPS4にも劣っているとしたら・・・
「帯に短し襷(たすき)に長し」だと酷評される事は想像に難くありません
この場合のスペックとはグラフィックの綺麗さのみならず、
電源を入れてゲームを起動して何秒後に遊べるのかとか、セーブ・ロードの素早さなどです。
Wii Uリリース時のそれは・・・
それはそれは酷いものでした。任天堂信者でも激怒するレベルでした。最初からフリーズしまくる不良品なのかと本気で疑いましたよね。
その後アップデートされて少し改善されましたが、それでも今のマリカ8もスプラトゥーンもはっきり言って重すぎです。オンライン対戦は快適ですが。

Switch (6)
このシーンを見た時、「うわ! なんかそのスタンド、すぐにペキッ!とやっちゃいそう(´>д<`)」と不安になったのは私だけじゃないはず

Switch (11)
今回のSWITCHはソフトはディスクではなくカートリッジにするとのことです。
もちろんSFCみたいなデカい「カセット」ではなくSDカードみたいなのです。
今は記憶媒体もディスク類よりもメモリ系の方が小さく速く優秀なので当然ですね。
待たされるストレスの無いハードに仕上がってくれる事を期待します

Switch (9)
私自身はゲームは家でゆっくりと大画面で楽しみたい派です。
上の紹介動画を観た時の第一印象は、「散歩に出る時ぐらいゲーム置いて行きなよ。依存症かよ┐(´ー`)┌」です。
電車など他人がいる環境でなんてやりたくありません。
3DSやVITAも持っていますがそれはそのハードでしか出ていないゲームが有るから「しかたなく」持っているというパターン。
はっきり言って携帯ゲーム機は嫌いですので、本当は据え置き機に絞った新作を出して欲しかったです。
据え置き機として申し分ない史上最高のハード。かつ手軽に持ち出せる。
そうなってくれる事を期待してやみません
 
Posted by れいな on 22.2016   2 comments
Category :その他ゲーム

龍が如く0 誓いの場所

龍が如く (1)
龍が如く0 誓いの場所
をプレイ、クリアしました。
これもシリーズ物なのですが今まで見た事も聞いた事も有りませんでした。
今回、PS4の廉価版が出ていたので初めて買ってみました。
結論から申しますと、非常に面白かったです。

龍が如く (6)
これに限らずこの前書いた「アンチャーテッド(クリックにて詳細)もそうなのですが、
PS4のゲームはどれも一見パッケージが、厳つい・暗そう・エグそう・難しそうという感じがして食指が伸びにくいです。
しかし食わず嫌いせずにやってみると意外とハマる名作が多いのです。
対して任天堂ハードのゲームはどれも可愛い・明るい・楽しそう・簡単そうという感じのパッケージが多いですね。

ジャンルは「アクションロールプレイング」です。
難易度を3つから選べるのでイージーを選べばそうそう死亡する事なく進められます。
戦闘のテンポも良く、ストレスを感じません。
 
龍が如く (4)
RPGをやっていると、途中で詰まったり、これはどういう順序でやるのが正解なんだろう?などと思って、ついつい攻略サイトを見たくなるのですが、本作では「カンニング」したくなる事が一回も有りませんでした。
たとえ間違った選択肢を選んでも正解になるまで誘導してくれるし、勝負に負けても別の方法で取り返せば良くて、とにかく「取り返しのつかない失敗」とか「何回もリセットしてやり直す」といったストレスが皆無。
こまめにセーブする必要も無く自分の好きな様に進めていけば良い。物語に没頭できる。
RPGにおいてこれは非常に大きな事です。

龍が如く (3)
シナリオは、要するに極道の映画みたいなストーリーです。
普段そういう作品を鑑賞する事は無いのですが、なかなか面白いですね。
現実の極道はただの「外道」だと思っていますが、映画に出てくる極道の主人公ってだいたい筋を通す人で、任侠道を大事にする正義の人が多いですよね。
本作もそういうお話です。
ドキドキハラハラするメインストーリーはもちろん、サブストーリーやミニゲームも非常に丁寧に作られています。

龍が如く (8)
またその舞台が面白い。
主人公は2人居り、それぞれ東京と大阪の繁華街で活躍するのですが、時代がバブル絶頂期すなわち1988年なのです。
東京は新宿歌舞伎町(作中では神室町)、大阪はミナミ道頓堀(作中では蒼天堀)が舞台。
私は生まれてもいませんし、これを読んでいるフレンドさん達も生まれてはいても実際にその時代の特徴を肌で体験したという方も少ないと思うのです。

龍が如く (7)
それをまるでその時代にタイムスリップした気分で体験できるのです。
ものすごく細かい所までその当時の特徴が再現されています。
建物や文化や経済や何から何まで。
聞いて知っている事は多いけれども、実際こういう世界だったのかーと良く解るのです。

龍が如く (9)
オバタリアンとは何か。
ドラクエ3発売で行列に朝から並んで買ったのにチンピラにカツアゲされる事件。
この時まだ消費税なんて物は存在せず、もうすぐその法案が成立してしまう事。
焼肉屋って、今は肉を焼く網がテーブルに埋め込まれていてその網の横の穴から煙を吸い込みますが、この時代はそんなのが無くて天井から伸びた換気扇が煙を吸い上げていた事。
携帯できる電話が出始めたが、ものすごくデカかった事。
スキーが大流行り。
マイケル・ジャクソン大流行り。
ディスコマハラジャお立ち台。
テレクラって何をする所なのか。
などなど。

龍が如く (10)
出てくるキャラがめちゃくちゃリアル、と言うかリアル俳優そのまんま。
もちろん声も本人が担当しています。
みんな上手い上手い。

龍が如く (5)  
数年前に、「バブル景気(クリックにて詳細)」というしょーもない記事を書きましたが、今回バーチャルとは言えその一端を「体験」する事ができ、非常に勉強になりました。
 
Posted by れいな on 19.2016   0 comments
Category :その他ゲーム

ドラゴンクエストヒーローズ2

ヒーローズ2 (1)
ヒーローズ2、プレイ・クリアしました。
結論から申しますと・・・
買わなきゃ良かった(>_<;) と思う作品の一つでした。
本作が好きな人にはごめんなさいm(_ _)m

買った手前、途中で投げ出すのはもったいない。
と思い、無理やり努力してエンディングまでやり遂げた。というパターンです。
ちなみにヒーローズ1は未経験です。
1に比べ2はレビュー高評価だったのでこれは間違いなく面白いだろうと期待して買っただけに残念でした。
ビルダーズ、ヒーローズと二大ドラクエ派生作品を続けてプレイしたわけですが、ここまで評価が月とスッポンに分かたれるとは予想外でした(TДT)

ヒーローズ2 (4)
本作のジャンルは「アクションロールプレイング」になると思うのですが、
ほとんどバトルシーンばかりでした。
「ふー、やっと終わった。」と一つの長い戦闘が終了して、
一息つこう、さて次のお話は?
と思ったら、またバトル(*´Д`)=з
しかも一戦一戦にかかる時間がものすごく長い。DQXで実装直後の「悪霊の神々」が1バトル20分ぐらいかかりましたが、あんなのばっかりです。

終始その調子で、
RPGにおいてバトルシーンが苦痛でしかない私にとっては地獄の様な作品でした。
双子の王との戦いやデュラン戦ではマジでコントローラー叩きつけそうになりました。
一応シナリオは有るものの、極めて幼稚でペラいストーリーでした。
「テイルズオブエクシリア(クリックにて詳細)よりもペラいかも。
音楽が知っている曲多く、モンスターやキャラ達も過去作に出てきた人物が多いのでそれで辛うじてモチベーション維持できましたが、
逆に言えばこれがもし知らないキャラ・BGMのゲームだったら間違いなく途中で投げ出した事でしょう。

ヒーローズ2 (3)
それもそのはず、実は本作はENIXの作品ではなくコーエーが手がけた「無双」シリーズの一つなのです。
もちろんその事はヒーローズ1発売時から知っていましたが、一応ドラクエなんだからそれなりに面白いだろうと安易な期待をしていたのが間違いでした。
かなり昔に「戦国無双(クリックにて詳細)というゲームを少しプレイした経験は有りました。
その時も、これは私には合わないと感じて酷評しました。
まさか今回もそうなってしまうとは。
うじゃうじゃ居る敵をズバーーッ!と一網打尽にする「快感」が無双シリーズの売りなのでしょうけど、別に気持ちの良いものでもなく、指がダルいだけでした。

ヒーローズ2 (5)
あと、VITA版をプレイしたのですがこれはオススメできません。
もし買うならPS4版を買う方が良いでしょう。
と言うのは、ルーラなどでマップが変わる度に「ロード中・・・」という待ち時間が発生するのですが、これが尋常じゃない程に長い。
昔DQXでアプデ直後など人が急に増えた時にグレンや住宅村にルーラすると画面が真っ白になったまま何分も待たされる。という経験をしましたが、それと同じくらい待たされます。
「あ、スキル振り忘れた(>_<;)」と思っても、拠点に戻ってまた飛んでくるとなると二度もあの「ロード中・・・」を経なければならず、「もういいや┐(´ー`)┌」と諦めるレベルです。
本作はVITA-TVには対応していますので、テレビ画面できちんとしたコントローラーで遊ぶ事は可能です。
でもどうせやるんだったらPS4でやる方が画像も圧倒的に綺麗です。

ヒーローズ2 (6)
鳥山絵キャラの3DデザインはDQXで散々見てきました。
本作も同じ様な感じかな?と思っていたのですが、これの方が随分綺麗だし表情も豊かです。
VITA版でも。特に眼が綺麗ですね。
DQXの眼があんなにも荒いグラフィックなのはやっぱりWiiが足枷になっているからなのかな~?
本作の唯一にして最大の長所はグラフィックが綺麗なことです。
元々ファミコンなどで出た過去作のキャラ達がこんなにも美しくカッコ良く表情豊かに動き回る様はドラクエファンなら本当に一見の価値があります。

主に使用したキャラは、マリベルとククールとテリーでした。主人公は僧侶役。
マリベルをレギュラーにしたのはブーメランAペチが一番使い易かったからです。
MP消費する事もなく離れた位置からデュアルカッターという準特技を湯水のごとく繰り出せるから、うじゃうじゃ居る雑魚を蹴散らすのにはもってこいでした。
ただしボス戦はこれでは分が悪いので、ミネアとゼシカとクリフトを出動させました。

ヒーローズ2 (8)
魔法使いがスティックを装備できると判った時は「おお!」と思いました。
DQXでは魔法使いは長い両手杖を装備し僧侶が短いスティックを持っていましたが、誰かの提案で
「僧侶こそ地面に突く錫杖の様な長い杖を持ち、魔法使いこそ魔法少女やハリーポッターみたいに短いスティックを持つ方がイメージに合っている。」
というのが有りました。もちろん今更そんな変更できないし僧侶は盾を持って打たれ強くなる必要があるからこうなったんだと解りつつもその意見には賛同せざるを得ませんでした。
それが今作では考慮されていてちょっと感動しました。

ヒーローズ2 (2)
ドラクエシリーズは基本的に声は出しません。
ですが本作は喋りまくります。
どのキャラもなかなか顔と声が合っていて良かったです。
しかし主人公(女)のテレシアの声は武井咲なので、これだけはどうしても他のプロ声優と比較すると掛け声など棒読みっぽさが目立ち、聞く度に正直イラッとします。
せっかく世界観にハマっていても、セリフ読んでます~というのが丸分かりなほど棒読みだったり噛みそうになってたりする場面が多く、文字通り「興醒め」でした。
常に聞く主人公の声はもっとちゃんとした声優を充てて欲しかった。一応彼女もプロの女優でしょ?なのにツェザール役の山田孝之(俳優)とは雲泥の差が有りました。あんなのだったらボイス無しの方がまだ良いレベル。
男主人公のラゼル(CV:森山未來)の方がまだマシですので選ぶならそっちがオススメ。
ホミロン(釘宮理恵)や、トルネコ(茶風林)あたりは素晴らしかった。

ヒーローズ2 (7)
また、ボイス有りだとどうしても普段自分が喋っているイントネーションと違う単語が出てくるのが少しイヤですね(^_^;)
例えば「リレミト」。
これ私は物心ついた頃から
「たかまつ」「スカンク」「↓↑↓↓」
と同じイントネーションで「レ」にアクセントを置いて読んでいたのですが、
本作では、
「まつもと」「イケメン」「→↗︎→→」
と同じ平坦なイントネーションで発音していました。
部活のクラブとお店のクラブ、線のラインとアプリのLINE、それらの違い(本来1音目にアクセントが来るべき単語であるが、既存のそれと紛らわしいためあえて平坦イントネーションで発音する様に区別した)と同じパターンです。
もちろん住んでいる地域によってそんなのみんな違うのは当たり前なのですが、聞く度にどうしても違和感を感じざるを得ないのよね~
テイルズとか軌跡みたいに一作目からボイス有りだったシリーズは最初から慣れているので違和感を感じる事は無いんですけど。

ヒーローズ2 (9)
もしも本作がハマるソフトだったらヒーローズ1(廉価版あり)も購入しようかと考えていましたが、その可能性は消えました。
まあ私には合いませんでしたが世間での評価は高いので、格ゲーなどバトルコンテンツが好きな人なら買ってみる価値はあるんじゃないかと思います。
 
Posted by れいな on 07.2016   9 comments
Category :その他ゲーム

モンスター

モンスター (1)
百田尚樹氏の小説「モンスター」を紹介します。
最近読んだ小説の中でも、これはかなり面白かった一冊。
美容整形の専門的な内容を含むのですが、極めて詳細な部分まできちんと書かれていて舌を巻きます。
美容整形に興味が有っても無くても引き込まれるシナリオです。
またこの小説はハッピーエンドではなく、バッドエンドが待っている数少ない傑作。

大まかなあらすじは、
一人の女性の生き様を描いた作品です。
その女性は、生まれた時から超弩級のブスでした。
それゆえに小さい頃からイジメに遭い、性格が歪んでいきます。
けれども「私も恋愛したい!」と熱望します。
意中の人が居るのですが、どう頑張っても恋人同士なんかにはなれません。
自分がブス過ぎるので。
でも中身はブスじゃない。と思い込んでいます。
じゃあ、彼の視力を奪ってしまえばいい。
そう考えて「事件」を起こしてしまい、町から出て行かざるを得なくなります。
両親からも縁を切られてしまいます。
そして東京に出て、新しい氏名でド底辺の生活をしつつ「美容整形」という物の存在を遅ればせながら認知し、それに手を染めていきます。
しかし「病気」の治療ではありませんので全額自費となり、ものすごくお金がかかります。
手っ取り早く稼ぐ方法、それは風俗しか有りません。
しかしその酷過ぎる容姿では雇ってもらう事すら困難です。

モンスター (5)
なので最初は客にぶん殴られたりするタイプのお店で我慢して働きます。
まず最初にした美容整形は「眼」でした。
腫れぼったくて人を睨んでいる様な眼を「ふたえ」にするだけでビックリするほど印象が変わりました。
次に鼻、そして上顎・下顎と、結局1000万円以上もかけて普通の女性並み、いやそれどころか絶世の美女になるまで徹底的に美容整形を繰り返していきます。
そしていよいよ満を持して故郷の町に舞い戻ってきます。
約20年前に自分の事を「バケモン」扱いした連中に復讐するために。
そして手に入らなかった「意中の人」を今度こそ自分に振り向かせるために。
結果、40才を目前にしてとうとうその人を「手に入れる」事に成功します。
が、「今のニセモノの自分」ではなく「バケモンだった本来の自分」を愛してくれなきゃ本当の意味での成功ではない。
とうとう本当は自分はあの時の事件を起こした醜いあいつなんだよ。という事を彼に告白します。それでも私を愛してくれるか?と。
彼は「ああ、もちろんだとも!」と答えますが、その時、自分はクモ膜下出血を発症してしまいます。
彼は救急車を呼ぶ事もせずにその場から逃げ去りました。

モンスター (3)
このタイトルの「モンスター」というのはスライムの事でもモンスターペアレントなどクレーマーみたいな人の事でもなく、この主人公の女性の容姿(顔)の事を指します。
文字通りバケモンの様な酷い顔なのです。
そんじょそこらのブスとは一線を画している。
先天奇形など「病気」ではないが、限りなくそれに近いレベル。
それ故に性格もモンスターになってしまった。
そう本人は自己分析します。

私は以前「イケ面とブサ面(クリックにて詳細)という記事で、
その二つは「生まれ持った目鼻立ちの違い」ではなく、「表情・心のあり方」の違いなんだよ。
と説きました。
だから、顔のせいにしてんじゃないわよ!
と最初は思います。
が、それは普通のブスか美人かという範疇での話。
あの記事でも私は小さい字で「眼窩隔離症など明らかな先天奇形が有るとか病的なほどの形態異常がある場合は別」と書いていました。
この主人公の場合は、限りなくそれに近いレベルなのです。
たとえ心が純粋無垢でも、その子の顔を見た瞬間に「げ!」と顔を背けたくなるor二度見してしまう程の醜い容姿だったらどうでしょう。
口に出して言ってなくても「気持ち悪っ(>_<;)」って顔に書いてある様な目で周囲の人が自分の事を見ている。
物心ついた時からずっとそうだったら、どんなに前向きな性格だった人でも心折れるんじゃないでしょうか。

現に本人も何度も自分に問いかける場面が有ります。
人は顔じゃない。中身だよ。と。
ですが実際ちょっと美容整形するだけで周囲の自分に対する態度が面白いほど変化する現実を知ってしまいます。
女性の人生にとって「美」という物がどれほど大きな要素なのか身をもって学びます。
異性に対してだけではない。女性は同性と初めて会った時、「この人は自分よりランクが上の女か下の女か」を無意識のうちに値踏みして言動も態度も変化する生き物。
最底辺から頂点に登りつめる快感。
かつて自分の事をゴミの様に扱った相手に対し徹底的に復讐する様。
読んでいて実に愉快です。
どう書けば読書が脳汁ブシャー!となるかを良く解っている百田さんならではのシナリオ。
時々、オッサン視点だな~と苦笑する展開も散見されますがそれもまた愛嬌。
全く同じシナリオでもこれをもし女流作家が書けばここはこうはならないな。と感じる部分もちょこちょこ有ります。

モンスター (4)
眼を二重瞼にするとか顎のエラを削るとか、いわゆる「美容整形」は「整形外科」ではなく「形成外科」が担当する分野であるという事を私は口酸っぱくこの記事(クリックにて詳細)で書きました。
ですが本書では終始「整形」を使っていました。
術式などあれほど事細かに書かれているのに、まさか百田さんが「形成」外科である事をご存知ないとは到底思えません。
だからあえてこの事は、ストーリーの本筋から外れるので書かずに省いたんだと推察します。
でもできれば明記して周知徹底して下さったら最高なのにと私は思いました。

顔というものはその人の性格や、頭の良さなどあらゆる要素を見える形で表現しています。
人が「あ、この人、賢そうだな。」と感じるのは、過去に実際に賢かった人々がどういう目つきをしていたかを無意識のうちに記憶していて、それと同じ眼の形をしている人を見てそう予測しているにすぎない。
だから、中身はバカでも「そういう風に見える眼の形」に整形してしまえば簡単に騙せる。
というお話が出てくるのですが、これには眼からウロコでした。
確かにそうかもしれない。
同様に「優しそうな人」に見える様にするにはどういう口元の形にすれば良いかなども決まっているのです。
なんという恐ろしい「チート」でしょう。
芸能人などに多いですが、一見利発そうに見えるのに実は喋ったらビックリするほどバカな人とか居ますよね。
ああいうのも全部こういうカラクリだったんだなと判りました。

美人かブスか?
それを判断できる様になる年齢というのは決まっている。
その年齢に達する以前の幼児だと、世間では超弩級のブスだと酷評される顔の子を見ても「可愛い」「好きだ」と思ってしまう事もある。
例の彼というのは唯一自分の事を幼児期にそう評価してくれた子だったのです。
しかし当の年齢を過ぎれば当然、とんでもないドブスだとしか見てくれなくなります。

モンスター (2)
とにかく色々と考えさせられる内容でした。
この女性は結局40才を迎える前にクモ膜下出血でこの世を去る羽目になったわけですが、死因はそれだけではなく、風俗で荒稼ぎする為に長年ピル多用したり内臓にも相当な負担をかけ続けていた事も原因です。
なぜ荒稼ぎする必要が有ったのか? 生まれつきブス過ぎた顔を「普通」レベルにする必要が有ったからです。
それをしなければまともに「人間」としてすら接してもらえないのですから。
最初から普通レベルの顔に生まれていたらそんな大金を必要とする事も早死にする事もなく平凡に幸せに生きられたかもしれません。
もし美容整形に手を出さずド底辺の生活を続けていたら決して恋人も友達もできず、そのうち逆恨みから犯罪でも犯して投獄される様なロクでもない人生しか送れなかった事でしょう。
その意味ではこれほど波瀾万丈な人生を送れて良かったのかもしれない。
でもやっぱり心は終始「モンスター」でした。
自分でも「もはや私は狂っている」と自覚している程でした。

いったいどうすれば一番良かったのでしょうか?
私は、
親がお金を惜しまず幼児期からこの子に手術を受けさせて「普通」の顔に形成するべきだったと思います。
とは言え経済的に困窮していたらなかなか難しいかな~。
でも、それでもやる責任が有ると思います親には。
斜視が有るのに無知な親のせいで放置されて弱視になってしまう人、アデノイドが有るのに無知な親のせいで放置されて何事にも集中できない人になってしまう子。
そういう人々を診ていると、顔だって幼稚園に上がる前に最優先で「治す」義務があるとさえ思えます。
我が子の顔が常軌を逸している容姿である事を認め、決して安くはないお金をかけてこれを治す。しかも両親揃ってその事を決意するのは並大抵の事ではないと思いますが。

もしこの作品を読んだ方がいらっしゃれば、是非その人なりの考察を拝聴してみたいと思います。
また百田さん自身にも、どういう思いでこれを書かれたのかも聞いてみたいしお話ししてみたいとすごく思いました。
 
Posted by れいな on 03.2016   2 comments
Category :小説・映画
 

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Author:れいな
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