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YOUR STORY

ユアストーリー (1)
さて、映画ドラゴンクエスト「ユアストーリー」のレビューを書いていきます。
以下、当然ネタバレ要素を含みますので知識を入れたくない人は画面を閉じましょう。
すでに観た、もしくは観に行くつもりが無い人にはむしろ読んで頂きたいところです。

ユアストーリー (2)
初めに、お金を出してこの作品を観に行く価値が有ったか無かったかと申しますと、答えは、
「有った」
です。
途中でつまらなくて睡魔との戦いになる様な事はありませんでした。
そもそも本当につまらなかったら記事にするネタにすらなりませんからね。

ユアストーリー (8)
公開初日から「酷い駄作だ」という感想が溢れかえっている事は嫌が応にも耳に入ってきておりました。
ゆえに、私はあえて「何がどう最低なのか」を予習した上で観に行きました。
普通のアニメ作品ならネタバレなんて一切知りたくありませんが、本作はドラクエ5。
そもそも原作のシナリオは熟知しています。
なので知ってしまったところで何の問題も有りません。

ドラクエ10のパクレ警部のキャラクターズファイル並みに落胆と怒りの感情が湧き出るかと思いきや、
そんな事はありませんでした。
自分で観てもいないのにギャースカ悪口並べ立てている偽視聴者の言うことなどアテにしてはいけません。

ユアストーリー (10)
まず、音楽。
これはもう、ドラクエ経験者なら、そのすぎやま音楽を聴くだけで全身がゾワ〜っとなって、更には涙腺が緩む事も必至です。
「5の曲だけを使って欲しかった。他の作品から持って来すぎ。」
という意見を散見しますが、私はそんな事は気になりませんでした。
そのシーンによく合う曲が選ばれていたと思います。
少なくともDQ10の学園みたいな「は?このシーンでこの曲とかテキトー過ぎるでしょ!」という不快感は覚えませんでした。
いちいち「む、これは5の曲じゃない!これは6の曲だ!」とか噛み付きながら映画観てる人なんてアスペルガー気質が強すぎるんじゃない?とすら思いますよ。

ユアストーリー (4)
次に、映像。
これは作品中でも言っていますが、あのSFCのドット絵がここまで進化したかー。と感動すら覚えます。
ゲームだとPS4版のヒーローズや11辺りが現状では最もグラフィックが美しい。
が、それ以上にモンスターたちがリアル。
ただまあ、人間たちの走る時の動きだけがトイストーリーのおもちゃみたいな動きでやや苦笑しますけどね。
「鳥山絵じゃなくてディズニーみたいな顔が受け入れがたい!」
という意見は、実際に観始めたらすぐに消失します。
なまじ原作に似ているよりも全く違う顔にしている事で、観る我々も簡単に意識を切り替える事ができました。
「主人公リュカの佐藤健、ビアンカの有村架純、ゲマの吉田鋼太郎などプロの声優じゃない!俳優なんか使うな!」
これはジブリでも常々思う事ですが、本作に限っては皆さん上手かったので興醒めする事は有りませんでしたよ。

ユアストーリー (11)
そして、脚本。
まあ考えてみればサブタイトルが「天空の花嫁」ではなく「ユアストーリー」となっている時点で怪しさ全開ですよね。
そう。本作の一番の酷評されている点。
ラスト15分でいきなり「ナンセンス漫画」の様相を呈することです。
「こんなのは人が作ったバーチャルの世界だろ。いつまでもゲームなんてしてないで大人になれよ。」
とミルドラースではなくウイルスが現れてリアルに戻り、強引に電源を切って「おきのどくですが冒険の書は消えてしまいました」にしようとします。
それに打ち勝って、「たかがゲームとバカにするな!」「大切な思い出が詰まっている!」「無駄なんかじゃない!」という事を訴えるのが本作の趣旨です。
その布石として、
マーサ「今回のミルドラースは違うのよ。」
など、「ん?」と思わせるセリフが散りばめられていました。
まあこれはこれでそういう脚本の映画なんだと割り切ればアリでしょう。

たけしの挑戦状
似たようなゲームで「たけしの挑戦状」という伝説のクソゲーが有ります。
ものすごく理不尽で、相当な根気と精神力が無いとエンディングまで辿り着くことは不可能な作品なのですが、晴れてクリアしたプレイヤーに向かって、
「こんなげーむにまじになっちゃってどうするの」
という強烈な煽り文句が最後に浴びせられます。
これを見て「ふざけんな~ヽ(°Д°)ノ」とマジギレする様な人はこの映画も合わないでしょう。
「ぶっはっは(≧▽≦) そう来ましたかwww」とジョークや毒舌などに寛容な性格の人なら愉しめるはずです。

ユアストーリー (9)
何も知らずに「ドラクエ5天空の花嫁の映画」を期待して観に来た人にとっては強烈な裏切りに映ることは想像に難くない。
GTOの勅使河原先生ばりに「バッカバカしい!」と怒って出て行く人も居るでしょう。
特にDQ5が大好きだった人ほど「何だこれは・・・」と唖然とするでしょうね。

ユアストーリー (6)  
「今回の様なテーマにするのなら別にドラクエ5である必要が全く無い!」
という意見も多い。これには同意します。
むしろもっと短くてシンプルなシナリオのRPGを選んだ方が正解だったでしょう。
ドラクエ1でも良いかも。いや、あれはさすがにシンプル過ぎるか。
仲間との絆に焦点を当てるなら、多くの仲間と一緒に冒険するドラクエ4の方がしっくりくる。
ドラクエじゃなくFF4とかテイルズオブファンタジアでも良いと思う。

ユアストーリー (3)
ここでもう一つの酷評される点である「ただのあらすじ」問題が露わとなります。
DQ5本編部分があまりにも駆け足過ぎて、感情移入できるシーンがロクに無いのです。
本来は子供時代・青年時代・親子時代に分かれていてそれぞれに感動できる場面がたくさんあります。
何か1つの話(例えばゲマとの因縁・決戦)に絞れば良かったのに、たったの90分ほどの尺の中にあの膨大なシナリオ全部を入れたのは明らかに失策。
結果、単なるダイジェストの様な映像となり、特に原作を知らない層にとっては退屈な内容に映ってしまいます。
実際、ドラクエ5どころか普段ゲーム自体しない人と一緒に観たのですが、やはり本編部分はイマイチだった様です。
ちょうど私がペルソナ5のアニメ(クリックにて詳細)を観た時と同じ様な感覚だったのでしょう。
成長したキラーパンサーと再会するシーンも「おう、久しぶりじゃん。」みたいな味気ない物になっており、原作を知っている私たちからしたら「何じゃそれ!」と落胆せざるを得ません。
ブオーンを討伐するシーンの主人公のセリフも酷いね。唐突に「クエスト」なる単語がフローラから飛び出すのも違和感しか感じない。
それでも私たち原作経験者なら、なんとか元のシーンを脳内補完しながら観る事ができます。

ユアストーリー (5)
結局のところ、
ドラクエ5経験者にとっては、ラストの「夢オチ」シーンで興醒めさせられる作品。
初見の人にとっては、本編部分がダイジェスト過ぎて話について行けない作品。
と、どちらの層からも好評を得られにくい作品
となってしまっている。

ユアストーリー (12)
でもそのお陰か、
スマホアプリ売り上げのゲーム部門の1位に「DQ5」が躍り出ています。
もう一度きちんと原作をプレイしたい。
あれじゃよく解らなかったから原作をプレイしてみよう。
と、1人でもDQ5をプレイしてくれる同士が増えれば私は嬉しい。

以上を踏まえた上で、そういう作品なんだと覚悟した上で、観る。
そうすれば冷静に本作を鑑賞し楽しめると思います。

ユアストーリー (7)
本当のドラクエファンが望む作品ってのは、
完全に原作シナリオに忠実で、映像や音声が今回の様にリアルになっている、要するに「超リメイク版からゲーム要素のみを抜き取った様な物」なんじゃないかな?
そして尺の時間制限に一切とらわれる事なく、何十時間でもお構い無しに作れる物。
それは映画では不可能でしょう。
可能性があるとすればアニメ番組化かな。
それもガンダムみたいに40話ぐらいまでかかる長い作品になるでしょうね。
果たしてヒットするでしょうか?
結局観るのは原作ゲーム経験者のみになるんじゃないかな~?
その層にとっては例え熟知しているストーリーであっても、何度でも涙することでしょう。
私もきっと食い入る様に観ると思います。
しかし一般の人にウケるかな?
そもそもテレビ離れ激しい現代での視聴率、コストなど大人の事情を考えると・・・夢物語かな。

アルキメデスの大戦
本作と同じ監督(山崎貴)のもう一つの作品「アルキメデスの大戦」も鑑賞しました。
こちらは打って変わって高評価なのですが、なるほど素晴らしい作品でした。
実写だし太平洋戦争の映画で全くジャンルが違いますが、
出演している役者もみんな上手くてシナリオもユアストーリーとは対照的でした。
すなわち、あれこれと詰め込み過ぎる事なく、「巨大戦艦の見積もりがデタラメである事を証明する」というたった一つの「クエスト」にテーマを絞り、そこに様々な色付けがしてありました。
こちらも併せて観に行く価値のある作品だと思います。
 
Posted by れいな on 09.2019   2 comments
Category :小説・映画

紺青の拳

紺青の拳 (2)
公開中の劇場版名探偵コナン 紺青の拳(こんじょうのフィスト)を観てきました。
以下、これから観ようと思っている人にはネタバレ要素も有りますので閲覧しない事をオススメします。
既に観た方や、観ようかどうしようか検討中の方には参考になるかも?

紺青の拳 (4)
ローテーション的に今回は怪盗キッドが活躍する番です。
盗むお宝が、そのサブタイトルとなっている巨大なブルーサファイアの宝石です。

紺青の拳 (6)
ステージはシンガポールで、例の有名なホテル(マリーナベイ・サンズ)も出てきます。
私は旅行した事が無いのですが、行ったことのある人ならその再現度の高さに驚くんじゃないかと思う程に綺麗なグラフィックでした。

紺青の拳 (7)
当然英語のセリフが多くなるのですが、声優の皆さんなかなか上手でした。
特にゲスト出演の河北麻友子(ニューヨーク出身)はネイティブですので一際存在感を示していました。

紺青の拳 (3)
コナンは・・・
ただ肌が浅黒くなっただけなのに蘭たちには現地の子供に見えているという設定でした。
いやそれはいくらなんでも無理があるでしょ!
で、新一に成りすますのがキッドというお馴染みのパターン。
でも最後のシーンで、蘭はその新一がキッドによる成りすましニセモノである事を見抜きます。
と言うより最初から判っていたみたいな事を言いますね。

これに関してはいつも思うのですが、
蘭はコナンが新一である事も解っていそうですよね。
時々クライマックスシーンとかで蘭を助け出すコナンに新一を重ね合わせるカットとかよく有りますから。
事情が有るのだろうなと空気を読んで、あえて騙されているフリをし続けている。
知っているという事を口に出してしまうと全てが手のひらからこぼれ落ちていきそうな気がして言えない。
そう思うのです。

紺青の拳 (5)
今回のクライマックスシーンもいつもと同様に派手なCGを駆使して街がぶっ壊されます。
「から紅の恋歌」の時の様に日本の大阪の読売テレビのビルがぶっ壊されるのとは違って、世界的に有名なシンガポールの街やホテルをこんな風にしたらクレームが来るんじゃないかと心配しちゃいますが、もちろん事前に許可も貰っているんだろうと思います。
また誰もが一度は空想するあのホテルの空中プール部分が千切れて落下するシーンを、他ならぬ名探偵コナンの映画で描いてもらうという事はむしろ本望なのではないだろうかとも思いますね。

途中で眠たくなることもなく、最初から最後までなかなか面白かったです。
トリックや犯行の動機などを解明するシーンはいつもの「眠りの小五郎」は出番無しで、
コナンとキッドによって行われました。
が、かなり早足でした。多分時間の関係上かな?
ゆえにもう一度最初から観直したらよりハッキリと内容を理解できそうだと思いました。
 

「~の拳」つながりで北斗の拳とのコラボらしい動画。
まさか「真の」毛利小五郎役の神谷明が再びコナンに出るとは驚きですね。
たまに昔のコナンの作品を観ることがありますが、やっぱり「おっちゃん」の声は彼しか有り得ないな~
今の小山力也も決してダメではないですが、聴き比べると全く格が違うと感じます。
 
Posted by れいな on 18.2019   0 comments
Category :小説・映画

リメンバー・ミー

リメンバー (1)
ディズニー/フィクサー映画の新作「Remember Me」を鑑賞しました。
なかなか素晴らしい作品でした。

リメンバー (7)
映画館での上映の場合、本編が始まる前に30分ほど「アナ雪」を観なければなりません。
クリスマスにおける家族の伝統行事みたいな物を探すという話。
ご存知エルザはあの特殊な能力のせいで孤独だったので思い出が何もない。
そこでオラフがスベンと共に各家庭を回って色々な物をかき集めるのですがドジを踏んで全部ロストしてしまう。
でもアナとエルザにとっての思い出はオラフ自体なんだよ。
みたいなハッピーエンドのお話。
まあはっきり言って面白くなかった。
「インサイドヘッド(クリックにて詳細)の時も言いましたが、こういう余計な駄作を抱き合わせ商法で見せるのはやめて欲しい。
無理に上映時間を2時間にする必要もない。

リメンバー (4)
さて、リメンバー・ミーに話を戻しましょう。
大まかなストーリーを書きます。
主人公の男の子ミゲルは音楽が大好き。
でも彼の家庭では音楽は一切禁止。
彼のひいひいお爺ちゃんに当たる人が音楽に没頭して家庭に帰らなくなったため、その妻が怒って音楽を大嫌いになった。
祭壇に飾ってある先祖の写真もひいひいお爺ちゃんの顔の部分だけ「こんな奴は家族じゃない!」とばかりに千切られている。
というエピソードがあり、それ以来ずっと彼の一族では音楽禁止令が施行されている。
でも舞台はメキシコなのでそこいら中で音楽が奏でられており、子供に音楽禁止を強いるのは無理がある。

リメンバー (3)
ミゲルはこっそりと屋根裏でギターを自作し練習して町のコンテストに出るつもりでしたが祖母に見つかりこれを破壊されてしまう。
音楽の世界的スターであるデラクルスの記念館に飾られているギターと、自宅の祭壇に飾られていたひいひいお爺ちゃんの手にあったギターが同一の物だと判明する。
そこで彼はそれを借りようとして盗った瞬間に「死者の世界の住人」となってしまう。
すなわち亡くなった人たち(みんな骸骨)が見える様になり、かつ生きている人からは見えない存在となる。

リメンバー (5)
この死者の世界の映像がまるで夜のテーマパークみたいな所でめちゃくちゃ綺麗。
でも、夜が明けるまでに「許し」を貰って現世に戻らないと本当に自分も骸骨の住人になってしまう。
許しを与えるのは親族。
その代表は、最初に音楽禁止令を制定したひいひいお婆ちゃんイメルダ
もちろん可愛いひいひい孫であるミゲルを現世に帰してやろうとするものの、条件として「音楽は絶対にやらない事」を付ける。
そんな条件ミゲルは守る気など毛頭無いので、許しを貰って現世に帰ったそばからすぐにまた戻ってしまう。

リメンバー (9)
これではラチがあかない。と感じたミゲルは、ひいひいお爺ちゃんであるデラクルスを見つけ出して彼に許しを貰えれば音楽をやっても良いお墨付きを貰える。と考える。
途中、デラクルスと昔一緒に音楽をやっていたというヘクターという骸骨男性と知り合う。
ヘクターは現世に居る娘に会いに行きたいのだが、誰も祭壇に自分の写真を飾っていないため死後の世界を「出国」する事ができないという。
ヘクターミゲルデラクルスに会わせてやる代わりに自分の写真を現世に飾って欲しい。
と利害の一致を見いだし協力し合う。

リメンバー (8)
晴れてミゲルデラクルスに会えたのだが、実はデラクルスヘクターの書いた曲を盗んでギターも奪って彼を殺害して、のし上がった人物だったと知る。
ヘクターが現世行きを焦っている理由は、彼が今にも消滅しそうになっているから。
死後の世界といえども、未来永劫そこで「生きて」いられるわけではありません。
現世に居る人々に完全に忘れられてしまった瞬間に、死後の世界からも「消滅」してしまうのです。
ヘクターの娘である「ココ」が高齢で老衰のため意識も朦朧とし始めている。そして彼女以外にヘクターの事を知っている人物は現世に居ない。と明かします。
ミゲルはびっくりしました。「ココ」というのは自分のひいお婆ちゃんです。
そう、すなわちこの目の前に居るヘクターこそが本当のひいひいお爺ちゃんだったのです。
ヘクターは家族を捨てたんじゃなくて、帰ろうとしたところをデラクルスに口止めの為に殺害されて音沙汰が無くなってしまったというのが事実だったのです。

ここから先はもう涙無しには観ていられないです。
もちろん悲しくて涙が出てくるのではなくて、感動の嵐でです。
最初から最後まで画面に見入りっ放しでした。
声優たちもみんな上手で良かった。

リメンバー (6)
独特の面白い舞台設定だなと思いました。
人間は死ぬ。
でも死んだ後、「死後世界」の住人となる。
年一回「お盆」の祭りの時だけ「出国」して現世に行く事が許される。
ただし、現世の祭壇に写真が飾られている事が条件。
どこにも飾られていない様な人物は当然、その人の事を覚えている人間が現世に居なくなります。
誰の思い出にも残らなくなったその時、死後世界からも消滅する「二度目の死」を迎える事になる。
死後世界では歳はとりません。現世で死亡した時の年齢のままの骸骨になります。
だから、親が50歳で死亡して子が80まで長生きしたなら、死後世界では親よりも子の方が老けている。という逆転現象が起きるのです。
不幸な事故とか病で死んでしまった場合、死後世界では「若さ」を保ち、老衰まで長生きした人は死後世界では「ヨボヨボ」の存在。

リメンバー (2)
ちなみに「remember」という単語には「覚えている」「思い出す」の両方の意味がありますね。
だから「remember me」は「私の事を忘れないで!」もしくは「私の事を思い出して!」とも取れます。
どちらかというと前者がしっくりくるかな。
元々はヘクターの娘でありミゲルのひいお婆ちゃんの名前である「ココ(CoCo)」というのがこの作品の題名だった様です。
 
Posted by れいな on 20.2018   0 comments
Category :小説・映画

から紅の恋歌

から紅の恋歌 (1)
劇場版名探偵コナンの最新作(21作目)の
「から紅(くれない)の恋歌(ラブレター)」を鑑賞しました。

前作の「純黒の悪夢」を観た時に次回作は服部平次が活躍するパターンだなと既に判っていましたが、その通りでした。

から紅の恋歌 (2)
舞台は大阪と京都。
これまた極めて具体的な設定で、大阪の京橋にある読売テレビ本社ビルそのまんまでした。

から紅の恋歌 (4)
建物だけでなくその周囲の地理も忠実に再現されていて、すぐ横を走る寝屋川を渡って京橋駅に行く橋もしっかりと描きこんでありました。

から紅の恋歌 (7)
その読売テレビのビルが見るも無惨にダイナマイトで爆破されていきます。
こんなん、よく読売テレビの人OKしたよなw
と苦笑しました。

から紅の恋歌 (3)
京都の方は嵐山の渡月橋ですね。

から紅の恋歌 (6)
ストーリーは、なかなか良かったです。
ただ、前作の「純黒の悪夢」、前々作の「業火の向日葵」よりも上かと聞かれると、それよりは少し下に入るかも。
今回の題材は、かるた・百人一首です。
なのでどうしても地味になってしまうのは仕方ないですが、殺人事件や派手なアクションシーンはふんだんに入っています。
推理はいつも通り二重三重のどんでん返しがあるので、慣れている視聴者でも犯人はそう簡単には判らないと思います。

から紅の恋歌 (8)
今回はコテ関声優陣の声をふんだんに聴けるところがイイね。
特にこの2人。
平次はご存じ堀川亮。大阪府警の大滝警部は若本規夫。
二人とも大阪出身の声優なので、前の「業火の向日葵」の時に「ベジータとセル」や「ダンバンとムムカ」の役をコテ関で演じてくれたら最高なのになどと申しましたがそれが実現しているような台詞回しを聴けるわけです。
最近ベジータ役の堀川亮の声量が乏しくて昔のような叫ぶセリフが痛々しくなってきている。などと囁かれていましたが、今回の平次のセリフを聞いている限りその様な違和感は感じられませんでしたので安心しました。

から紅の恋歌 (5)
テーマソングは今回は倉木麻衣が担当。
ゲスト声優は宮川大輔と吉岡里帆。
特に宮川大輔の担当する関根という男性のセリフは眠りの小五郎との言い合いのシーンでゲストとは思えない長いセリフがあるのですが、十分イケてました。
ただ、彼も言ってますが映画用の「関西弁」というのは、普段自分たちが喋ってる様な抑揚が少なく早口で話すそれとは違って、大袈裟なほどに抑揚を付けてハキハキと喋らなきゃならないので実際の街中で聞く関西弁とは違うなと言う印象が有ります。
まあその代表が平次の喋る大阪弁でしょうか。
あんなにハキハキした聞き取りやすい大阪弁を喋るなんて実際滅多に居ません(笑)
イメージとしては、本来AmericanEnglishなのだが聞き取りにくいのであえてBritishEnglishの様に一語一語ハッキリと発音してる。みたいな感じかな。

Posted by れいな on 13.2017   0 comments
Category :小説・映画

カエルの楽園

カエルの楽園 (1)
寓話小説の「カエルの楽園」を読了しました。
どの様な内容の本かというと、

ツチガエルたちが住むナパージュという豊かで美しい国が有りました。
その国には「三戒」なる法があり、決して他の国のカエルとは争わない、争うための力を持たない、敵意を持たない。という事を貫いていました。
しかし、すぐ近くの沼には恐ろしいウシガエルたちが居り、徐々にナパージュに進入してくる様になりました。
それを勇敢に撃退するツチガエルも居たのですが、全面戦争の火種になると議会で判決が下り彼は無力化されてしまいます。
また今までスチームボートという強力なワシがナパージュを守ってくれていましたが、ナパージュ民が自らワシを追放してしまいました。
それにより最終的にはとうとうウシガエルたちが本格的にナパージュを占領してしまい、ツチガエルたちは奴隷にされ虐殺され食べられていく事になります。

これまたバッドエンドを迎えるお話なのですが、単なる架空の小説ではありません。
誰でも解ると思いますが、ナパージュというのは日本の事を指していて、「三戒」が憲法9条を指し、ウシガエルがChina、スチームボートがUSAを表している。

カエルの楽園 (7)
本編を読んだだけだと、「ふーん。なかなか面白いたとえ話だった。」程度の感想で終わるのですが、本作の著者である百田尚樹氏と石平氏との対談をまとめた「カエルの楽園が地獄と化す日」という本も合わせて読むと一気に理解が深くなります。
「カエルの楽園」の解説本みたいな本なのですが、想像していたよりもはるかに充実した内容でした。
最近数年でこれほど激しく胸をえぐってきた書物は他に有りません。
この国に住む人間ならこの二冊は全員が読んでおくべき本だと痛感しました。

カエルの楽園 (6)
その著者たちは嫌いだと敬遠する人も多いかもしれませんが、まあそう言わずに先入観を捨てて頭をまっさらにして読んでみて下さい。
元々Chinaの人である石平氏との対談だからこそ非常に信憑性の高い内容になっています。
と同時に、いかに自分たちが無知であるかという事に戦慄を覚えます。

カエルの楽園 (4)
Chinaが日本を占領する?
そんなアホな事するわけないじゃん┐(´ー`)┌
と誰もが(私も)思いますが、そう思っているのはこちら(日本)サイドからしか物事を見ていないから。
向こう側の国家主席の立場に立って見れば・・・

Chinaは人口が多過ぎる。
しかし彼らが暮らす生存空間が無い。
なので他国の領土を奪う必要がある。
「嘘だぁ。あんなに広大な国土を持ってるのに?」と思いますが、その大半が人間の生活に適さない土地であったり、公害・汚染・砂漠化によって住めなくなっているのです。
また「一人っ子政策」の影響で女児を中絶し男児ばかり産んだため男性が有り余っている状況です。
国家主席としてはこれらの不満を解消すべく他国を侵略し、住む土地を奪い、そこの女性を与える事により解決する。
そして何より「朝鮮、台湾、満州など中華帝国の影響下だった地域を切り離した元凶である日本だけは滅ぼさねばならない。尖閣、沖縄、九州を奪い、最終的には東京大虐殺をやり返してこそ我々の悲願は達成する。」という並々ならぬ反日精神が有ります。

はぁ?ふっざげんな!そんなのそっちの勝手な都合じゃないの!後先考えずに無茶苦茶したあげく、自己責任を放棄し、それを改善しようともせずにこっちに浸潤して来るとか冗談じゃないわ!
と思いますが、中華思想に対してその様な私達の常識は通用しません。

カエルの楽園 (3)
とは言え、そんな非人道的な事が国際的に許されるはずが無いから暴走はしないだろう。
と思うでしょう。
もちろん、爆撃機で焼け野原にするとかその様な目に見える虐殺などしません。
ジワリジワリと日本人たちの自由を奪い、見た目上は友好的に併合している様に見せかけ、外国には情報が漏れない様にした上で好き放題に荒らし尽くす。
その為には先ずは尖閣を奪い、沖縄から米軍を追い出して日本から独立させ傀儡政権を作る。沖縄を抑えたら日本はもちろん台湾を屈服させる事も容易いでしょう。

助けを差し伸べる国?
そんなお人好しが居るわけがありません。
唯一の抑止力だった米軍を自ら拒絶した後なら尚更。
現に、今でもチベット・ウイグル・内モンゴルなどChinaに取り込まれた地域の人々がとんでもない虐待を受けている事を私達は知っているにもかかわらず非難するだけで何も具体的にしてませんよね。
フィリピンとの国境の件でも国連が違法であると判決を出そうが意に介さずChinaは完全無視ですよね。
「力」こそ全てなのです。現に怖がって誰も口出ししません。あのドゥテルテ氏ですら白旗を揚げました。
みんなの決まりも法律もへったくれもありません。
他人から白い目で見られる事など屁とも感じません。
自国民や何の恨みもない周辺国に対してでもあの暴挙を平気で犯すのですから、恨み満載の日本に対して親切に接する道理が有りません。
また、「尖閣はChina固有の領土であり、これを必ず奪取する。」とハッキリと言明しているのです。

カエルの楽園 (5)
いきなり大それた行動は起こしません。
「まあそのくらいなら譲歩してもいいか。その程度で衝突が避けられるのなら安いもんだ。」と思える様な要求を少しずつ突き付けてきます。
これをサラミスライス戦術と言います。薄く薄く少しずつ、しかし確実に奪っていく。
気づいた時には取り返しのつかない段階まで侵されているのです。

「漢民族は地球上の癌細胞」などと喩えられますが、実に言い得て妙ですね。
無秩序に増殖し、増えすぎた為に中心部には栄養が届かなくなり自らの老廃物などで腐敗し悪臭を放ち、次々と周辺組織へと入植・浸潤・転移し全身(地球)を破壊し尽くす。

現在の日本は、テレビも新聞も「防御力を強化する事=戦争法案だ」などと嘯いて喧伝・誘導しており、Chinaにとってはたまらなく美味しい状況です。
戦わずして奪い取り、支配できるのですから。
古代ローマ帝国が地中海の覇権を掌握すべく対岸のカルタゴを滅ぼした構図と同じです。
日本自らが進んでその様にしかねない有様。
支配下に入れたら、ありとあらゆる難癖をつけて傀儡的日本政府から巨額賠償金を吸い上げる。
当然その分、日本国民には重税としてのしかかる。
すなわち我々が一生懸命貯めてきた財産も根こそぎ北京に吸い上げられる事を意味します。
そうなってから初めて「しまった(>_<;)」と思ってももう遅いのです。
そこまでステージが進行してしまってからではどうあがいても手遅れです。

私は政治学者でも何でもありませんがそれでも解ります。
医療だって同じですから。
血圧が高くなったきた。でも何の自覚症状もないから大丈夫。時々180を超えてくる様になってきた。でも今まで病気なんて一切した事もないし痛くも痒くもないから大丈夫でしょう。
と放置していたらある日いきなり脳卒中や心筋梗塞を発症して倒れるのです。
そうなってからいくら後悔してももう遅いのです。
癌だって同じです。ステージが進行してから気付いても治癒はもう望めないのです。
発症しない様に予防する事が肝心なのです。

カエルの楽園 (2)
では具体的に私達は何をすれば良いのでしょうか?
まず無関心である事を改める事でしょうね。「国防」という意識に対して。
そして前にも書きましたが、「真実を見極める慧眼を持つ事。
テレビも新聞もおおよそこの国のマスコミは激しく偏った報道しかしていないのは周知の事実となりましたし、
ネット上でも「中国軍ごとき日本の自衛隊が本気出せば楽勝」や「あんな国そのうち内部崩壊するだろ」みたいな楽観的発言がネトウヨを中心に蔓延っていますが、あの連中はいったい何年前から思考停止しているんだ?と呆れます。
「平和」という物は能動的にそれを守りきるのだという強い意志を持たなければ必ず崩壊してしまいます。戦後から現在まで日本人は「安全な生活」という物を只で享受してきましたが、今後はそうはさせない脅威が眼前に迫っている事を真剣に意識する事。
「事なかれ主義を改める事。
憲法9条? そんな物は諸外国には遵守する義務など有りません。こちらが守るから相手も空気を読むでしょう。という日本人的常識など一切通用しないのです。
本州の人は「尖閣とかあんな小さな島々くらい手放しても良いんじゃない?」とか「そんなに言うなら沖縄県は独立でも何でもしちゃえば良いよ。」などと絶対に思わない事!
見た目は似ていても中身は全く違う民族である事をしっかり意識しておく事。
こちらが善意を持っている様に相手も持っているに違いない。などと決して盲信しない事。
「人を騙してなんぼ」の世界の人と交渉しているのだという事をしっかり意識した上で、こちらも最大限の善意を見せつける事。もちろん腹には一物も二物も含んだ上でね。

以前、「ブログ三大タブーなる記事でこの様な政治的記事などは書かない方が良い。という話を書きましたが、そういう風潮自体も間違っていると私は思います。争いの元になるからと避けるのではなく、建設的に大いに語り合う事の方が遥かに重要だと考えます。
Posted by れいな on 24.2017   1 comments
Category :小説・映画

SING

SING (1)
イルミネーションエンターテイメント映画の新作「SING」を観てきました。
この映画もペットなどと同様にキャラが人間ではなく動物たちです。
ストーリーよりも、題名の通り「歌」が中心の映画。
「アナ雪」などミュージカル系の映画はあまりハマらなかったので、これも似た様な作品かと思ってさほど期待せずに見始めたのですが、予想していた以上に良かったです。
おおよそのストーリーは、

SING (2)
主人公のコアラが居ました。
彼は父親から劇場を引き継いで運営していましたが何一つヒット作を出せず、そろそろ電気代も払えなくなり廃業寸前でした。
歌のコンテストをやるべく賞金1000ドルを用意して町にビラを配ったのですが、アシスタントの手違いで「賞金10万ドル」で印刷されてしまいました。
当然、それ目当てにたくさんの生き物たちがオーディションに殺到します。

SING (5)  
何人かの素晴らしい才能の持ち主が選考に残りました。
その生き物たちでショーを開催すべくリハーサルをするのですが様々なトラブルが発生して、劇場は壊れるわ賞金を用意していない事はバレるわでドン底まで落ちてしまいます。
でも動物たちはまたコアラの元に集まって廃材を集めて自分たちでステージを作りショー本番を開催する。
舞台はショボくても、歌って演奏する彼等の実力は本物ですので次第に観客が集まってきて最終的には大成功のステージとなる。
という、子供でも理解できる単純なシナリオでした。
だからと言って決してつまらないわけではなく、終始ワクワクします。

SING (3)
そして出演する動物たちの歌や演奏が実に素晴らしい。
この作品は映画館ならではの大画面と音響システムで観てこそ、その良さが解るタイプの映画です。
自宅で小さい画面とショボいスピーカーで鑑賞しても多分つまらないと思います。

SING (4)
観たのは日本語吹き替え版でしたが素晴らしかったです。
主人公はウッチャンナンチャンの内村光良、出演する動物たちはMISIA、長澤まさみ、山寺宏一など有名どころの声優が担当していますがみんな上手かった。
原作の字幕版も観てみたいなと思います。
Posted by れいな on 18.2017   2 comments
Category :小説・映画

モンスターハウス

モンスターハウス (3)
スピルバーグ監督の「モンスターハウス」を鑑賞しました。
生きている家が、不用意に近づいた者を次々に飲み込む。
人だけではなく物も飲み込む。
主人公たちはその家と戦い、最終的に爆破して勝利する。
その様なSFファンタジー映画です。

モンスターハウス (4)
ハラハラドキドキする面白い作品でした。
2006年の作品ですので今から約10年前です。
なので今ほど精巧なCGではないものの、十分迫力があります。

モンスターハウス (1)
どうして家に命が宿る様になったのか、などの下りはネタバレになりますので書かないでおきます。
この作品、なんとゲームソフトにもなっていたのです。
DSで発売されていた様ですが私は全く知りませんでした。

モンスターハウス (2)
まずは吹き替えで観てみました。
主人公の男の子はコナンでおなじみ高山みなみでした。
ヒロインの女の子は最近大人気の石原さとみ。
他のキャラの声もみんな良かった。
絵は、意地悪なキャラとか不細工なキャラはすごく味が有って良かったけど、主人公とヒロインはもうちょっと可愛ければ良かったのにな~と思いました。
難しい内容やセリフは無いので、一度観た後に英語版で再度観てみるのも面白い。

モンスターハウス (5)
この作品の一番の売りは、家の中の柱や床などが変形して襲ってくるシーンや、その家の中に勇気を持って侵入していくシーンなどホラーや戦いの場面だと思います。
なのでできれば映画館の大モニターで、かつ3Dメガネとかをかけて観るのが最高だろうなと感じました。
自宅で観る場合も部屋の電気は消して、できるだけ大きなディスプレイとサラウンドシステムを組んだ環境下で観たい作品。
Posted by れいな on 26.2017   0 comments
Category :小説・映画

ドラえもん ~STAND BY ME~

ドラえもん (1)
ドラえもん ~STAND BY ME~
を鑑賞しました。
公開されたのは2014年で、すごく泣ける良い作品だったという事は聞いていました。
行こう行こうと思いつつ時期を逸してしまいました。
なので今回じっくり家で一人で観ることにしました。
結果オーライでした。
本当に涙と鼻水で顔がぐしゃぐしゃになりました(TДT)
誰かと一緒だったり、外出先だったら、泣いてしまう自分にブレーキをかけてしまったでしょう。
一人だったので、思う存分、感情の赴くままに楽しむ事ができました。

ドラえもん (2)
素晴らしい作品でした。
ドラえもんの映画なんて子供が見るものじゃないの?と思いがちですが、
この「スタンドバイミー」は普段上映される「のび太の~~」シリーズとは一線を画した、やや大人向けの作品です。
グラフィックも普通のアニメと違って3DのCGアニメになっています。
絵をパッと見ただけだと、「ええ~、こんなのドラえもんじゃない!」と拒絶する人も多いかと思いますが、食わず嫌いせずに観てみて欲しいと思います。

ドラえもん (3)
シナリオ自体はハッキリ言ってさほど目新しい物ではありません。
むしろ原点回帰と言うか、非常にオーソドックスなお話でした。
22世紀の未来に住む、のび太の子孫が、ドラえもんというロボットを連れてタイムマシンに乗って突然やってくる。
のび太の自室の机の引き出しから登場。
そして、のび太はジャイ子と結婚したり会社を興すも潰れたり・・・など不幸な将来が待っている事を明かし、
しずかちゃんと結婚するという幸せな未来へと改変するためにドラえもんを残していく。
その後はタケコプターとかどこでもドアとかタイム風呂敷などのお馴染みの秘密道具を駆使してドラえもんがのび太をサポートする。
単に甘やかすだけのお話とは違い、本当にのび太が人間的に成長していく様が描かれる。

ドラえもん (4)
そして14年後の未来すなわちのび太としずかちゃんが結婚する直前の世界にも行って、未来ののび太を現在ののび太が手助けするクライマックスシーンが訪れます。
のび太が幸せな将来を手にする事が確認されたらドラえもんは22世紀に帰還する事になります。
お話自体は単純なのに、なぜか感動して涙が止まらなくなります。
それだけ「演出」が良くできているのです。

ドラえもん (5)
また、出てくるキャラクターたちのセリフが素晴らしい。
結婚直前にしずかちゃんが自分の父親に、「お父さん寂しくなるからやっぱりのび太さんと結婚するのはよそうか」と打ち明けます。
その後のお父さんのセリフ「のび太君は飛び抜けて優秀な才能があるわけではないが、彼は人の幸せを喜ぶ事ができ、人の不幸を悲しむ事ができる青年だ。それは人間にとって一番大切な事。そんな彼と結婚するお前は必ず幸せになる。またそんな彼を選んだお前の事を私は誇りに思う。」にはシビれました。

原作を何度も読んで熟知している様な層にはさほど出来の良い作品だとは映らないかも?
むしろ私の様にそこまで「ドラえもん」に詳しくない人の方が感動できるかもしれません。
Posted by れいな on 23.2017   2 comments
Category :小説・映画

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち

ペレグリン (1)
ティム・バートン監督の映画「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」を鑑賞しました。
ハリーポッターなどと同じ様なSFファンタジーの王道作品です。

何の予備知識もなく、コマーシャルの予告の映像だけで惹かれたので観に行きました。
結果から申しますと、期待通りの面白さでした(*´ω`*)

どういうお話かというと、
世の中には「普通の人間」と「特殊な能力を持った異能者」と二種類存在する。
これはハリーポッター(魔法使いと普通の人)などと同じパターンですね。
異能者は当然、煙たがられて迫害される。
そして異能者は異能者達だけで密かに隠れ住む様になる。
いつしかその存在も忘れ去られる。

ある日、主人公のジェイクの祖父が化け物によって殺されます。
しかも目玉がくり抜かれている!
祖父の遺言に従って、とある島に渡ります。

ペレグリン (3)
そこに特別な空間「ループ」が存在し、ジェイクはそこに迷い込みます。
その空間にはミス・ペレグリンと奇妙な子供達が暮らしていました。
そう。彼らが異能者の生き残りでした。

ペレグリン (5)
鳥に変身できる者、空気より軽い身体を持つ者、完全に透明な者、怪力を持つ者、死者やガラクタに命を吹き込み操る事ができる者、手から炎を出せる者、体内に蜂を住まわせている者・・・などなど。

ペレグリン (2)
しかもその空間では時が止まっているというか同じ日(1940年頃)を延々と繰り返しているのです。

ペレグリン (4)
ある時、異能者の一人がその様なループでの暮らしに飽き飽きして良からぬ事を企みます。
ちょうどDQ10のキルギル博士みたいに、むりやり他の人の能力を奪い取って増幅する様な装置で自分たちだけをパワーアップしようとするのですが、失敗して化け物になってしまいました。
その化け物は大きく、気持ち悪い触手を持ち、凶暴。
まるで暗殺教室に出てきた殺せんせーの実写版の化け物の様でした。
元の姿に戻るには健常な異能者の目玉をたくさん食べるしかないと判明。
しかも子供の目玉がより効果が高い。
襲い来るその化け物の軍団と主人公達との戦いのシーンが迫力満点でした。

ループ内(1940年代)と現代(2010年代)を行き来できるワープポイントは通常の人間には見えません。
異能者だけがワープ可能。
冒頭に出てきた祖父、そして主人公もすなわち異能者の末裔だったのです。
これまたハリーポッターの「9と3/4番線のホーム」みたいなイメージです。
ループ内で仲良しになった子供達が現代に来るシーンもあります。
しかしそのまま一日以上居るとループが解けてしまい、一気に70年の時間が過ぎる事を意味します。
実際、ループ内で拾ってきた花が朝見たら炭化していて触ると砂の様に崩れ去りました。
最終的にジェイクは現代を捨てて1940年代に行き、そこで彼らと共に一生を過ごす事を選択します。

公式ホームページ
いつも言っていますが、時間を跳躍する系のSFストーリーは、矛盾が生じない様に理路整然と理解・説明する事が難しいです。
本作も1回見ただけでは解らない部分も有るかもしれません。
映像がワクワクドキドキの連続でしたのでもう一度観に行っても良いと思える作品でした(`・ω・´)
Posted by れいな on 16.2017   0 comments
Category :小説・映画

破門

破門 (1)
映画の「破門 ~二人の疫病神~」を鑑賞しました。
内容は、いわゆるヤクザ映画ですが、それほど極道っぽくなくて、どちらかというと喜劇的な作品でした。

原作者は黒川博行氏。
生まれこそ愛媛の今治ですが、6歳から大阪に住んでらっしゃいますのでコテコテの関西人です。
「破門」は読んだことはありませんでしたが、他の作品は小説を読んで知っていましたので、本作に出てくる二宮と桑原という主人公たちの人物像は良く理解していました。

破門 (4)
二宮はヘタレの一応カタギで、桑原は筋金入りの極道。
それぞれを関ジャニ∞の横山裕と佐々木蔵之助が演じていました。
桑原というオッサンは私の中では「こち亀の両津」みたいな風貌をイメージしていましたので、佐々木蔵之助では少々上品すぎるというかシュッとし過ぎてて、うーんどうだろ?
と思っていたのですが、期待以上に上手かったです( ´▽`)

破門 (3)
ボコられる役の小清水という爺さんが居るのですがその役は橋爪功。
さすがベテラン。他のキャストとは一線を画す上手さでした。
他にも北川景子、木下ほうかなど個性的な俳優が出ていますが、この映画の一番のこだわりどころは、全員ホンモノの関西人を出演させている事。
これは有りそうでなかなか無い素晴らしい特徴です。

破門 (2)
関西人以外の視聴者にとっては、さほどどうでもいい事かもしれません。
しかし関西人にとって「下手くそなイントネーションの関西弁」ほど聞くに堪えない物はありません。
私が観た作品の中で最も酷かったのは、「半沢直樹」の第1話に出てきた西日本スチールの東田社長役の宇梶剛士。あれは無いわ。あそこまで下手くそな関西弁はかつて聞いた事がありませんでした。
あまりに酷過ぎたためか、第2話からいきなりコテコテの江戸っ子弁に変わったのがその証左。
スタッフも「これは酷すぎる」と感じたのでしょうね。
ありえないイントネーションでセリフを喋られると、それだけで「うわー、へったくそ(>_<;)」と思ってしまい文字通り「興醒め」してしまいます。棒読みの大根役者と同じ様に映ってしまうのです。
本作にはそれが一切無かった。

公式ホームページ ←詳しくはここをクリック。
シナリオ自体は至極単純で子供でも理解できるレベルでした。
血の気の多い桑原が他所の組のヤクザをボコったのはいいが、その組は自分とこの直系すなわち争ってはならない相手だった。
落とし前を付けるためにひたすら奔走する。
まあそれだけですσ(^_^;)
なかなかテンポ良くて、全く退屈する事無く最後まで観られます。
Posted by れいな on 13.2017   0 comments
Category :小説・映画
 

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